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人とチームワークへの関心の強さが際立っていた企業の代表格は、トヨタです。
普通の会社の管理職には、仕事がうまくいかず成果が出ないのは、「課題が明確になっていないからであり、課題を実行させきれていないからだ」と考える人が多いです。
こういう人にとって、経営
問題の在りかは単純ではっきりしています。つまり、「課題を明確にし、あとは明確にした課題をどういうふうにしてやらせるか」,「どうすれば徹底させられるか」である。ただ、明確にした課題を、
内発的動機を引き出すことを無視したまま、徹底させようと努力しても、人がからむ問題
だから、そう簡単に徹底できるものではないです。
多くの管理職にとって、人の問題でいちばん大きな
問題は、徹底できるようにするにはどうすればうまくいくのであるか悩んでいます。
それは、「内発的動機を持ち、主体的に取り組むことで、問題をみずから発見し、提起し、周囲
の協力を得ながら、問題解決していくことが、誰にとっても当たり前」という「組織として共有し
ている価値意識」を意識することです。
一人ひとりが、自分で考え、問題を見つけ、解決していくことが、当然の価値観として共有され
ている組織は、環境の変化に対応して変革を続け、実績を上げ続けることができます。
そして、そこ
で働く人たちは、仕事を通して成長し、仕事に喜びを感じ、仕事を通じて幸せになることができます。
こうした価値観が共有されている組織では、誰もが問題を発見しようという姿勢を持っているか
ら、強い問題意識を持ち、「この組織には問題が多い」とつねに危機感を感じている。外から見る
とものすごくいい組織に見えるのだが、中にいる人たちにとってはいつも問題だらけで危機感に満
ちているのです。
しかし、だからこそ、日常的に組織のあちらこちらで改善や変革が起きます。こうしたDNA
が組み込まれている組織が「進化する組織」なのです。
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