課 題
♪ 営業所からの受注データがコンピュータ処理(分散処理)の都合で遅くなるため、本部では
生産指示、発注のタイミングがずれる。
♪ 営業所でお客様から納期の問合せがあったとき、本部の商品在庫、生産進捗状況などが
わからないため、納期回答が正確にできない。
♪ 営業所の売上データの報告が遅いため、経理処理などが遅くなり、次月の利益対策が 後手になる。
♪ 個人情報保護対策上、営業所などでパソコンに蓄積している重要データの管理が 個人まかせで問題である。
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あるべき姿
♪ 営業所のパソコンを本部のコンピュータ(サーバ)の端末として使い、瞬時に、受注データが
本部のデータベースに更新される。
本部ではデータベースを参照することで、営業所の
活動がリアルタイムにわかる。生産指示、発注がタイムリーに行える。
♪ 営業所のパソコンを本部のデータベースにダイレクトに接続させて、営業所から本部在庫の
状況が刻々わかり、お客様に正確な納期回答や、工場に対して出荷指示ができる。
♪ 営業所で入力されたデータが瞬時に、本部のデータベースに蓄積されて、データベースから
会計処理にデータが自動仕訳として引き渡されて月次決算が即刻できる。
♪ 全社のデータは、本部のコンピュータ(サーバ)が一元的に管理している。
従って、データは
営業所のパソコンに残さず、外部へ重要データを持ち出される危険を回避できる。
遠隔地にあるパソコンを回線で本部のコンピュータ(サーバ)に接続させて、本部のコンピュータ(サーバ)の端末とする。
遠隔地の端末の機能(プログラム)を本部の別サーバ(メタフレームサーバ)に移管して、本部ではデータベースサーバとメタフレームサーバ(端末のプログラム稼働用)がクライアント-サーバ方式で稼働する。
遠隔地の端末には、メタフレームサーバで動いている画面の情報結果だけが回線を通じて送られてくる。すなわち、プログラムの実行、データの読み込み、更新は、メタフレームサーバで処理し、端末はあたかも自分のところのプログラムが動いているように見える。

事 例
本部は数台から数十台のパソコンLANで運用している。
パソコンLANにメタフレームサーバを追加する。

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